伊勢旅の理由

kintetu2 やっと書ける話

暑いの苦手な私が、まだ残暑厳しい伊勢に出掛けたわけを書いておこうと思います。

ずいぶんと前に、実際の姓ではない「多賀」で呼ばれる夢を見ました。見えないルーツ・父方祖父編

その何年か後に、父方祖父が養子に来る前の姓が「多賀」だと知りました。見えないルーツ・父方祖父編2

偶然の一致なのか?苗字などいくらでもあるのに?とても気になって、できる範囲で調べたりしました。

その時はなんとなく納得できるところで一旦お終いにしましたが、ずっと気にかけてはいたのです。

(↑多賀宮)

滋賀県に多賀大社というところがあります。父方祖父、Y太郎はそこよりも伊吹山寄りの出身みたいでした。

御祭神は岐美両神だということです。あくまでも個人的感覚としては、そうなんですか、という感じです。神社について更に探していくと、クナト族という人々に当たりました。当初はクナト神と后を信仰していたという説です。

クナト族はインドからロシア、北海道を経由して出雲の地に暮らしていたとか。その出雲の人達が犬上の多賀に移り住んだいうことでしょうか。出雲と多賀は繋がりがあるようです。

出雲の民は結構あちこちに暮らしていたようで、京都にも出雲郷がありました。出雲路神楽町、出雲路俵町、出雲路橋…今も地名が残っています。高校時代そのあたりをよくウロウロしていました。

「この辺、なんとなく好きやな〜」と当時から感じていました。

izumoji

下鴨神社にも出雲井於神社(いずもいのへの)があり、元はもう少し賀茂川寄りにあったと聞いた気がします。

実は私は出雲が大好きで、昔は何度か訪れたことがあります。出雲の空気感と京都出雲路のそれは良く似ていると思います。次が最後かもしれませんが、また行けるとなって嬉しいです。

お多賀さんの話に戻ります。

多賀大社の多賀はそのまま地名でもあります。地図で見ると、近くには高宮という地名もあります。

外宮、豊受大御神の荒御魂が坐すところは、多賀宮。古くは高宮。

淡路島、伊弉諾神宮があるのも多賀という地名です。

グルグルグルグル〜〜〜

うーーん、まったくわからん。

この共通点には何かあるんですよね?まったくの偶然ということ、ありますか?

よし。とりあえず、伊勢に行こう!ということで行くことにしたのです。

なぜ多賀大社にしなかったの?そっちの方が近いでしょ、って?実は小さい頃、誰かに連れていってもらったことがあるのです。近くのレトロなお店で、味噌おでんを食べた記憶があります。

というか単純に、多賀宮と月読宮に行きたかったんですね。

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(↑月読宮)

多賀大社について色々知っていくうちに、ふと心に浮かんできたことがありました。

「あれ?イザナミさんいない。イザナミさん、どこいった?」

そういえばイザナミが主祭神の神社さんは、少ないですよね。神魂神社はそうかな?お参りしたことないかも。

イザナミさん、いずこへ?

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