カワウチ姫は誰なのか

keiryuu やっと書ける話

2017年頃、京都のえべっさんで出会ったカワウチ姫は、肉体を持たない女性でした。

当時も彼女はいったい誰なのか知りたくて、思いつく限り色々調べたりしていました。

カワウチ姫は、セオリツヒメ?

カワウチ姫は神職系のことをしていたので、まず河内神社や川内神社で調べました。

名古屋から西しか見ていませんが、多くは山手の川沿いにありました。海に近い河口付近にも少しあったと記憶しています。

御祭神はバラバラで、アマツコヤネ、猿田彦、スサノオ、トヨタマヒメ、アマツヒコネ、イザナギ・イザナミ、コノハナサクヤヒメ、河内大神、ミズハノメノカミ、セオリツヒメなど。

社名については、河内国から勧請したから河内神社なところと、川にいる神様を祀るから河内・川内神社となっているところがあるようです。

後者の御祭神はもともとはセオリツヒメ、ミズハノメノカミだったのかもしれません。

だけどセオリツヒメは記紀では存在しないことになっているので、変更されたのかもしれません。

それよりさらに数年前、京都の古社で罔象女命(ミズハノメ)を知り、そのときにセオリツヒメの部分だけ、ホツマツタエの訳を読んだことがありました。

ミズハさんは、大祓詞に登場するあの瀬織津姫でした。大祓詞に出てくるのに、他に一切出てこないのは、単純に不自然すぎます。

今回も教養ある方々が訳してくださった、ホツマツタエを参考にさせていただきました。

話を戻します。河内神社がセオリツヒメだとすれば、カワウチ姫とは波動が違います。

カワウチ姫はなんていうか、ぽわわ〜ん、ほやほや〜としているのです。赤ちゃんがそのまま大人になった感じといいますか。

では一体、カワウチ姫は誰なのでしょうか。

baby

ヒルコとヒヨルコ

私が姫と出会ったお社は「蛭子」の字が当てられていました。ヒルコとも読めます。

そういえばセオリツヒメの時に、ホツマツタエに「ヒルコヒメ」がいたような?

ホツマツタエはとても難解ですが、なにかヒントがあるかもしれません。

そう思って現代語訳を読んでみました。ヒルコはイザナギ・イザナミの長女でした。

  • ヒルコ (長女:昼に生まれた。ワカヒメ、ワカヒルメ、下照姫)
  • アマテル (長男:男神 アマテラス)
  • ツキヨミ (次男:ツクヨミ)
  • ソサノオ (三男:スサノオ)

さらにヒルコとアマテルの間にヒヨルコという子がいたそうです。その子は月満たずで流産、水に流して子供の数には数えないと書かれていました。

記紀では船で流されたのはヒルコですが、ホツマではすくすくと成長しています。気に入った男性に自分からアプローチできる、積極的な女性でもあったようです。

このヒルコさんもカワウチ姫ではありません。

ここでふと、ヒヨルコは流産でなくて早産。生きて生まれてきたのではないかと思いました。

えびす神

ひとつずっと気になっていたことがありました。

それはなぜ、カワウチ姫がえべっさんのところにいたのかです。

私が経験から学んだこと、見えない世界に偶然はない、を元にすると何か理由があるはずです。

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えびす神は色々な漢字で書かれています。

  • 恵比寿
  • 恵比須
  • 恵美須
  • 蛭子

エビス神は記紀にはほとんど登場しないらしいです。ホツマツタエではコトシロヌシ(事代主)がそれに当たるようです。

私の妄想という名の仮説ですが、エビス神は3種類が混同しているのではと思っています。

  1. 恵比寿、恵美須、恵比須→コトシロヌシ(ホツマ:エミスカホ=えびす顔)
  2. 戎→海から来たペルシャ・トルコ辺りの人。人名:Avis,Abish,Yevisなど
  3. 蛭子→ヒヨルコ。ヒルコと混同。存在してはいけない。
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1.については、えびす顔を漢字で書く時「戎顔」「蛭子顔」と書くでしょうか。「恵美須顔」ではないかと思います。

2.はエビスの音からのリーディングです。どうしてもそちら方面の空気感を感じてしまいます。船で珍しいものや、新しい技術を持ってきたのかもしれません(宝船)

3.は、もしかしたらヒヨルコはカワウチ姫かもと思っています。

早産で未熟児、育たないと判断

 ↓

亡くなるのを待つのは忍びなく、誰かに託す(船で流す)

 ↓

なんとか育っちゃった。体小さく、弱い。

 ↓ (ここでいつもスクナヒコナが出てくる)

割と若くで亡くなる。本来ならイザナギイザナミの御子なのに、と周囲の人々

 ↓

(隠して祀る蛭子神)

現代とは違いますので、カワウチ姫の華奢な体、小さい背丈、小さな手は月足らずで生まれたからなのかもしれません。

小さな手で箱型の琴をひき、占いをする。

あの赤ちゃんのままのような波動。

そしてなぜかいつも、ほぼセットでスクナヒコナが出てきます。なんで?

家の近くのお社で少彦名命の名前に、グイッと引っ張られて「数字!」と。はぁ?

順番はこちらが先です。その後ヒヨルコを知りました。

少彦名命 カダガキ三弦琴 雛祭り、流し雛…

もう頭パッカーンで限界です。今日はここまでにします。

読んでいただきありがとうございます😊

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