新住民は職人さん?

mori0529 どうぶつの森

玉姫島では梅雨入りを前に、住民さんたちが乾いた枝集めに精を出しています。

DIYや焚き付けに使うみたいです。のんびりと枝を集めて歩く姿は、見ているだけで癒やされます。

さて、引っ越してきた新しい住民さんは、大工さんだとおっしゃっていました。待望の職人さんです。

さっそくご挨拶に伺うと、鳩の巣コーヒーで一服の最中でした。

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「よう、おねえ。ここはのんびりしたいいところだな。これからよろしくな」

「玉姫島へようこそ。こちらこそよろしくね」

「今日のところは仮設住宅で、明日中にはちゃんとした家ができる予定だからよ。その時、また来てくれよ」

「わかったわ。セルフビルドなん?さすが大工さんやね」

「?? いや、たぬき開発に頼んでるよ」

「あれ?そうなの?」

とりあえずあいさつだけして家を出て、ちょっと不思議に思いました。

(大工なのに自分で建てないのかなぁ?)

そういえば、大工にしては小さな工具類しかなかったような気が…

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次の日の朝、もう一度行ってみると、ログハウス風のおうちが出来上がっていました。

家の前には、手作りしたようなおもちゃが陳列されていますよ?あれ?これは、おもちゃ屋さんの雰囲気だが?まさか…

慌ててたぬきちに電話で確認してみました。

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「もしもし、たぬきちさん?新住民の人って大工さんだよね?」

「そうだなも、ダイクさんという名前の玩具職人さんだなも」

「ええーっ!もしかしてわたし、やらかした?」

「そういうことだなも。まあこれがおねえさんの平常運転だなもね。うんうん」

「ほんま…ごめん」

たぬきちは意外に腹が太ってるから、いや、太っ腹だから、この程度のことでネチネチ言うことはありません。そういうところは助かります。

では、新たな気持ちで訪問しましょう。

「ダイクさん、おはよーございまs…!!!!」

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「ひょえ~〜!ゥ、ウズメさん!?」

びっくりしすぎてポカンと突っ立っていると、ウズメさんが

「あらヤダ、島のみんなにはナイショよん(言いふらしてくれていいのよ)」

そう言いながら、うつむき加減にモジモジしています。よく見ると白無垢に身を包んでいるじゃないっすか?初手王手か!

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ダイクさんは「おい、助けてくれ」と目で訴えかけてきます。

「いやいや、無理っす」と目で返します。

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すると、諦めたように目を閉じて、ため息をつくダイクさん。

この人、情に流されるタイプかもしれん。

ウズメさんはニッコニコである。

次の日の朝も、白無垢姿で朝のパンを持ったウズメさんが、ダイクさんの家の周りをグルグルまわっている姿を、多数の島民が目撃しましたとさ。

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一方そのころダイクさんは

ウズメさんにフェイントをかけるべく、早起きして浜辺で時間をつぶすのでした。

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