民芸玩具と鬼の城

kyoudo-gangu 日々のこと

ぶっ倒れた時に打撲したアゴが紫すぎて、外に出るテンションではなく、ましてや外は雨。

少しでも楽しい気分になろうと、行きたい場所をネットで見ていました。

行きたいところ妄想は、岡山駅の近くに泊まって倉敷美観地区を楽しむ、というものです。

なぜ倉敷へ?

岡山・倉敷へは昨年5月に諸用で一度行ったことがあります。用事が終わるとトンボ帰りしたので、何も見ませんでした。というか、当時あの有名な観光地にまったく興味がなく、見たいとも思いませんでした。

それなのに、なぜ?

昨年秋に今の家に転居してから、連続して3回同じ夢を見たのです。最近ではあまり夢を見なくなっていたので、3回同じはさすがに気になりました。

その夢というのは、断片的なものでした。

木製の民芸玩具が棚に陳列してある、ただそれだけのシーンです。着色してない木の色のもの中心に、いろんな種類が並んでいます。販売しているのか展示しているのかは不明です。

新しい土地の近くに、そういうところがあるのかな?と探してみても、それらしきところはありません。

“民芸玩具”かそれに似たようなワードで検索してたら、日本郷土玩具館というところがヒットしました。中の写真を見て、たぶんこれだと思いました。その施設は倉敷の美観地区にありました。

改めて倉敷の観光案内サイトを見てみると、美観地区は想像してたよりずっと楽しそうでした。美術館もあるし、町並みもきれいに保たれているようです。

kurasiki

それで、行ってみたい!となったんです。

倉敷からJR岡山駅まで20分ほどで着きます。せっかくだから大都会岡山のホテルで泊まりたい!どこがいいかなぁ〜、近くに面白そうなところあるかなぁ〜と岡山の観光サイトも見ていました。

ホテルは駅チカのグランヴィアがいいかな。お部屋の写真を見て、その中で寛いでいるいい気分に浸りました。

鬼退治神話と鬼ノ城跡

岡山の観光案内を見ていると、吉備津神社というところがありました。

そちらの神社のサイトを読んでみたら、あらまあ?御祭神である吉備津彦大神が桃太郎のモデルだというではないですかっ!?

これって有名な話なんでしょうか?

鬼退治神話での鬼役は、百済国の王子「温羅」(ウラ)だとか。

悪行三昧のウラを、朝廷の命を受けたキビツヒコが成敗するストーリー。

両者弓矢で戦い、キビツヒコの放った2本のうちの1本の矢が、ウラの左目に命中する。

すったもんだの末、討ち取られたウラの首は、今も鳴釜神事の釜の下にあるらしい。

弓矢?どこかで聞いたことのあるような??

それだけでも十分びっくりなのに、さらに鬼の城があるらしい。

kinojou-kanban

きのじょう、と読むそうです。こちらは総社市で、約50年前の山火事で偶然遺構が見つかったとか。いつからあったとか、詳しいことはよくわからず、今も調査発掘中らしい。

そんなことってある?

あったんですね。

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↑こちらは復元された西門。土台部分のエッジがすごい。

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土台の赤矢印部分は、築地塀と同じような建築技術で作られているそうです。

他にもほぼ垂直の石垣だとか、水路とか、かなりの技術力を持ってたみたいです。重たい岩石をどうやって切り出し運搬したのでしょうね。

肝心の住んでた人々はというと、建築物が朝鮮様式だから、渡来してきた人々もいたのでしょうか。人骨の一つぐらい発掘されても良さそうだけど、どうなんでしょう?

ブログで使用している画像はフリー素材をお借りしていますが、そのほかの写真を見てもデジャヴ感がすごい。「はまらなかった余りのピース」で私が感じていた空気感とよく似ています。

更に「弓矢」と「左目に刺さる矢」です。(私の左目は母親の遊びでほとんど見えません)

信じられない?うそっぽいですよね。

そうですね、私が一番うそみたい!って思ってるんですから。

じゃあ、倉敷のついでに鬼ノ城も行きたいかというと、それはないかな😅しんどそうやもん。

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