そういえば、イザナミノミコトの名の付いた神社は記憶にないなぁ。
古事記ではかなり気の毒な扱いで、黄泉の国にいることになってるし。それが原因なのかな?
でも、イザナギノミコトと一緒にお奉りされているところは多いと思う。
うーん、なんかモヤモヤするんやけど、、、
そんなことを思いながら眠りにつきました。伊勢に行く10日ほど前のことです。
そうしたら夢で、
般若心経のこの部分だけがズームで出てきました。
「さんみゃく」
通常はそう読んでいます。元々のお経の音に漢字を当てただけのようで、元の発音は
Samyak
意味を調べると「真実」「まことの」ということでした。
もしかしたら、何かしらの真実があるのかも、と思いました。それが何かはわかりませんが。
次の日、主祭神がイザナミノミコトの神社を探してみました。すると不思議な神社さんがあったのです。
名称が「伊射奈岐神社」なのに、主祭神は「伊射奈美之命」です。相殿にもイザナギさんのお名前はありません。
はて?
二度見してもやっぱりイザナミさんでした。
場所は吹田市です。ちょうど数日後に吹田まで行く用事があるので、行ってみることにしました。
当日は太陽ギラギラの猛暑。呼吸もしんどい暑さでした。
お参りさせていただくと、正面に磨かれた鏡がトンとありました。
やはり伊射奈美之命さま。
ただひたすら暑く頭が回りません。(通常運転)
見たことのないかわいい狛犬さんがいましたよ。
めっちゃかわいいんですけど!
この子達をモデルに御守り作って欲しいです。あっくん・うっちゃん御守とか?買います!
吽ちゃんの前足に赤いリボンが結ばれていました。何なのでしょうね。
『豊受大御神は元々は皇大神御霊(アマテラス)と一緒に内裏に奉られていたが、崇神天皇の時代に皇居を離れさせられて、福知山の真名井に移された。雄略天皇22年、皇大神がつつが無く食事の用意をしてくれるものを近くに置きたいと仰るので、豊受大神を伊勢山田(外宮)にお連れした。皇女倭姫の指示により大佐々之命が、先に伊勢山田にいらした五柱の神々の転居先を探した。それがこの地です』
ざっくりとこんな感じで合ってますか。
蛭子命も元は伊勢山田にいたということですか?
なんかわかったような、わからんような、、、
五社宮から伊射奈岐神社に変わったのは、いつどのような理由があったのでしょう。
これは伊射奈岐神社さんではなく、全体に感じることですが。
古来より多くの神社さんで、時の勢力や様々な理由で御祭神が入れ替わったり、名前の変更などあったことでしょう。
ちょっと想像してほしいのです。
もしある人が、他人の名前を名のり、他人のフリをして、ひっそりと陰で生きている。
そんな人が元々持っている能力を十分に発揮し、活躍することができるでしょうか。
神様たちも同じではないかと思うのです。
名を取られ、存在を消されたら、全力が出せません。
真実を知る方が必ずいらっしゃいます。
もう明るいところへ出しても良いのではないでしょうか。
日本には今、それが必要だと思います。
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