雨の京都

kyoto3 やっと書ける話

冷たい雨の降る中を京都市内へと向かいました。

京都へ行くのは久しぶりです。今、気持ち的には京都に「行く」と「帰る」が半々ぐらいです。

帰りに阿闍梨餅を忘れずに。

hankyu

烏丸からまずスイッチのところへ向かいます。

詳しい場所は書けませんが、ただの道です。もう何年も行ってない割には迷うことなく着きました(凄まじい方向音痴です)

その場を見て微かな違和感を感じました。最後に訪れた時から5年以上は経っているはずです。なのにまったく変わったところがないのです。経年劣化を感じません。道路の白線すら薄くなっていないのです。

さらに前回と同じ場所に、配達のバイクが同じような角度で停まっていました。

前回、バイクに気づかず写真を撮ってしまって、バイクが去るまで待ったから覚えていました。

今回、スマホを構えてバイクを認識した時に、それを思い出しました。

違いといえば、晴れか雨降りかです。

これはただの偶然か。それとも焼き直しか。認知症の初期症状か。

写真を撮ったあと、車道の真ん中を歩いてみました。以前みたいな地面の波打つ感じ、揺れるような感じはありませんでした。ゆっくりと往復する間、車もバイクも自転車も、何も通りませんでした。

次は何度も浮かんで見えた場所へ歩きます。

rain

その風景が見える場所に立って、ふと思ったことがありました。

(タイミングが遅かったな、、、)

行くのが遅かったのかもしれません。選択はいつも私達の方に委ねられています。

冷えてきたので近くのカフェで休憩しました。

十分に休憩したあと、お店を出ると体調がおかしくなってきました。やたら動悸がするのです。

おかしいなぁ、急に寒い外に出たからかな?と思い、ゆっくり歩きました。

これから八坂神社のえべっさんに行きたいんやけど、困ったな。

寒さのせいならば暖かいところへ行きましょう。そう思い、デパートへ阿闍梨餅を買いに寄りました。

いつ行ってもデパートの地下食品売り場は人でいっぱいです。

購入後、四条通を歩き始めると、さっきよりも調子悪くなってきました。動悸と心臓の苦しさ、ゆっくり歩いてるだけで息が上がります。

四条河原町の交差点まで来て、このまま八坂神社まで行ったら、無事に家に帰れる自信がないと思いました。

ここで断念。帰路につきます。

gion

四条通のどんつきに向かって、また行きますから〜と心の中で叫んで、阪急電車で帰ってきました。

帰宅後しばらく家でゆっくりしていると、すっかり体調は良くなりました。

次の日の朝から、私のまわりがシーンとしています。妙に静かなのです。一瞬、もしや脳の血管が切れかけてるのでは?とちょっと心配になりました。ですが結構気持ちの良い感覚なので、大丈夫な気がします。

ところで京の水盤の様子はどうなってるのかな?見えるかな?

ちょっと試しにやってみました。すると水盤はまだあるみたいです。光学迷彩の操縦ルームみたいなのは、わかりませんでした。

以前は暗く、ゆっくりとした水の動きでした。今回は下から細かな気泡が無数に上がってきていました。

awa

これよりもっと細かい気泡です。金魚の水槽のブクブクみたいな感じ。

その無数の白い気泡のおかげで、水中は以前より少し明るく感じました。

この水盤さん、起動して、今のところのまま朱雀の役割を果たしてくれないかなぁと思うのです。

暮らしやすい土地にしたい、活気のある街にしたいという、人々の想いで起動するのではないでしょうか。どうせ無理と思ったらそこで終わりです。

もうすぐ京都市長選があるそうです。やっと、やっとの交代です〜

誰がやってもおんなじやん。本当に?一番京都を愛してるのはどの人か?立派な政策を掲げても、後でなんぼでもなかったことにできますしね。

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