前回のブログで、公衆電話のことを調べている時、気になることがありました。
私は知らなかったのですが、
停電するとテレホンカードは使えない
のだそうです。
うちにもどこかにテレホンカードあったはず?
どこ?非常時持ち出し用グッズの中かなぁ?ちょっと思い出せません。
そっかー、停電時は使えへんのね。勉強になりました(どこにあるかわからんけど)
昭和の女は公衆電話の硬貨箱が満杯になると、電話がかけられなくなることを知っているのです。
だから持ち出し袋にテレカ入れといたらいいよねー、と思ってたような気がします。あかんやん。
停電といえば、衣料品販売の職場にいてたころ、こんなことがありました。
ある日の日中、お店のある商業施設を含む、狭い範囲での停電がありました。
店のスタッフは照明が消えた状態を知っているから、特に慌てることもありませんでした。「あ、消えた」みたいな感じで。
でも、お客様はびっくりされたようで、短い悲鳴のような声が聞こえてきました。これはマズイなと、お困りのお客様がいらっしゃらないか一巡したあと、レジの場所に向かいました。
レジは4台あり、混み具合に合わせて稼働させるようになっていました。その時は2台開いていて、レジの人に聞いてみると、現金では使えるがクレジットカードなどは使えないということでした。
停電中でも現金で支払えることがわかると、売り場でお買い物中だったお客様方が、次々とレジに並び始めました。
へっ?
誰も動じてない。
すぐにレジを4台すべて開け、レジ打つ人と手元を懐中電灯で照らす人の2人1組で対応しました。
レジ「ただいま現金しかお使いいただけませんがよろしいですか」
お客様「かまへん、かまへん。何やったらレシートもいらんでぇ。せっかく来たんやし買うて帰るわ」
ナニコレ?
オカーサンタチ ハガネメンタル
そうこうしている間に明かりがつきました。
突然売り場がまっくらになったら、何かあったのかと警戒しそうなものなのに、平然と買い物を優先させる肝っ玉。すごいものを見てしまいました。
クレジットカードはじめ、ICカード払い、スマホ払い全部使えないのに、こういう時は現金強いと感じた出来事でした。
電源に依存するものは、電源なければ使えない。その当たり前のことを、つい忘れてしまいがちです。
それでも今はキャッシュレスが主流なのでしょう。
レジに立つ側としては、私はお客様に現金でお支払いいただくことに、イライラすることはなかったです。キャッシュレスでたかだか数十秒早くなっても、すぐに次のお客様がいらっしゃるだけですから。
私は今のところ、現金とキャッシュレス半々で使うようにしています。2026年以降にキャッシュレスの割合を増やしていこうと思っています。
そうそう、引っ越しのときに持ち出し袋から小銭を出したので、また電話用小銭を少し準備しておきたいですね。
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