前回のつづきです。
ホテルで就寝中、窓の外からの声で目が覚めてしまいました。
眠いのに、もー!と思いながら、耳から入ってくる会話を聞いていました。
上司と部下みたいな感じの男性2人で、上司はそこそこお酒がまわっているみたいです。酔っ払い上司の話に、無難に合わせる部下という感じで。
ちょっと変だなと思ったのは、2人の声が大きくなったり小さくなったりを繰り返すことでした。まるで音量調節ボタンで上げたり下げたりしているみたいです。
(あれ?いったいどこで話してるんやろ?窓のすぐ外で聞こえたり、遠くのほうで聞こえたりするけど?)
そうこうしている間にまた眠ってしまいました。翌朝、カーテンを開けて窓の外を見てびっくり。
そこには隣のビルの屋上がかなり下の方にあるだけでした。
そうだった、ここは地上15階。前の大通りを走る車の音もほぼ聞こえないのでした。
見下ろす屋上は一般人が立ち入れそうでもないし。うーん…
ま、いっか。
ということで、今日は有松めぐりへ行く前に名鉄桜駅で途中下車、富部神社さんへ向かいます。

幸せな日本の春の風景


富部神社は慶長8年(家康が江戸幕府を開いた年)愛知県津島市の津島神社から勧請。
御祭神は牛頭天王の眷属といわれる蛇毒気神。古くは蛇毒神社、蛇毒天王社と呼ばれる。
明治元年、素戔嗚尊と同体とされ、神社名を富部神社へ改称。
祇園の八坂神社の改称と一緒ですね。

めずらしいシシおどしの手水舎です。
なんですかねぇこれは。
しばし立ち尽くし浸ってしまうぐらい、幸せな空間です。

御本殿は改修中で屋根にブルーシートがかかっています。
こちらの神社さんは近隣の方々にとても大切にされているのでしょう。そういう空気感です。

枝垂れ桜が満開です。

もう今は京都の枝垂れ桜など、見に行けたもんじゃないので、ゆっくり楽しめて最高です。
京都にも美しい桜がたくさんあるのですが、今見に行くと私の中のきれいな思い出まで壊れてしまいそうで、行けないんです。理由は言わずもがな、です。
おしゃれな絵馬がありました。

今年は60年に一度の縁起の良い巳年なのだそうです。
拝殿前の写真など諸々撮り忘れました。楽しすぎて忘れてました。
よかったら富部神社さんのサイトで御覧ください。
こちらでは山車を曳くお祭りがあるそうです。

このあたりの形式も祇園祭の山鉾と共通点があります。
牛頭天王をお祀りするところでは多いのでしょうか。

↑鳥居の内側から見たところです。
神社の前の道がズドーンと遠くまで開けているのも八坂神社と同じだと思いました。気の通り道になってそうです。
こちらの地域では富部蛙の焼き物が有名だとか。なのでかえるのおみくじがありました。

かわいい!お腹の中におみくじが入っています。
後ろ姿もかわいい!

ピンクの御縁蛙さんは大吉でした。にんまり。


特に「病気 回復する」と
「旅行 よし」が嬉しいです。
「よし」がたくさんあってとてもありがたいです。

つぎこそ有松めぐりへ続きます。
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