奈良と言えば、京都同様、今ごろは海外からの旅行者でわいのわいのしていることでしょう。
2023年に鹿さんと人々が一緒に雨宿りする動画が、世界中でたくさん再生されたとかで、ますます奈良人気が上がっているのかもしれません。
奈良と言えば、昔変な夢を見ました。10年?もうちょっと前かな?
みなさまは神社の巫女さんのイメージは、こういう感じではないですか。
ある日の晩、夢の中で、焚き火のような匂いで目を開けると、知らない部屋が燃えてました。
板間の和室で、障子があって、二間続きの部屋に、完全に火が回っていました。
部屋中にオレンジの炎が充満しています。
すると奥から巫女さんがこちらへ向かって、よろよろと歩いてくるのです。
上が白、下が朱色だったので巫女さんだと思いました。
だけど、なんか違和感。近づいて来る姿をよく見ると、男性のようです。
180cmほどの長身で、がっしり骨太、逆三角形、筋肉質。どこからどう見ても男性にしか見えません。
更にギョッとしたのは、小面をつけていたこと。
(↑精一杯の再現イメージです)
その人がゆっくりと、2mぐらい前まで近づいて来て、伝えてきました。
(来て。奈良に来て。〇〇寺へ…)
そこで夢から覚めました。
コス・・・プレ?
いや違う。なんやなんや?わけわからん。
何ていう寺やったっけ?わからんかったし。
もー!奈良にどんだけ寺があるとおもてんねーん!
なんか理由があるんやろけど、なんでそんな格好してるん?
わからないことだらけで、何よりちょっと怪しいのかもと思い、この件で奈良へ行くことはありませんでした。まあ、行く先も不明でしたので。
とてもインパクトのある夢でした。
どういうことだったのか、今も謎のままです。
奈良と言えば、場所や土地から何か聞こえるようになった、始まりの地でもあります。
上の夢を見たよりも、さらにもっと前のことです。
無性に奈良へ行きたくなって、平城京跡近辺をうろうろしていました。
目的地を目指して早足で歩いていると、急に呼び止められた気がして立ち止まりました。
(えっ?なに?)
数歩戻って、今通り過ぎたところを確認すると、「楊梅陵」とありました。
(ようばいりょう?)
そのころの私は今より何倍も無知で、今もまあまあ無知ですけど、御陵がなんなのかも知りませんでした。
説明文を読むと、平城天皇の古墳だとわかりました。
恐る恐る入ってみました。
(画像はフリー素材からお借りしたものです。)
前方後円墳の円部分だけが残っているそうです。
平城天皇がどういう御方なのかも知らないまま、挨拶だけはしといたほうがええかな、と心の中でこんにちはとつぶやきました。
すると即座に聞こえてきたのです。
「 △△王 」
今の何?だれ?平城天皇さんですか?
するともう一度「△△王」と伝えてきました。
?????
違う人なんかな?ナニコレ?
頭クルクルになっていると、2人続けて男性がやってきました。
お連れさんではないのですが、どちらも負けず劣らずのちょっと妙な感じの人だったので、急いでそこから離れました。
帰宅後、調べたら楊梅陵は「ようばいりょう」ではなく「やまもものみささぎ」と読むと知りました。古墳としては市庭古墳と呼ぶそうです。
平城天皇は桓武天皇の御子です。古墳の造られた時期と平城天皇の没年が合わないため、既にあった誰かの墓を使いまわした可能性もあるとか。
その誰かが△△王なんでしょうか。明確にはわからなかったけど、『シロ○○オウ』みたいな感じに聞こえたと思います。
このことがあった後から、声が伝わってくる現象が増えていきました。
ずいぶんと昔の話です。
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