昨年、今のところへ転居しました。どちらも賃貸の集合住宅です。
今日はその時のお話です。
前に住んでいたところ
元いたところは駅チカで、普段の買い物も便利、医者も銀行もそこそこ不便はありませんでした。
ただ家のまわりの環境があまり良くなく、なんなら年々悪くなる一方でした。
- お隣の工場が改築後、24時間ずっとうるさくなった。超ストレス。
- 越してきた隣家の老夫婦が、ド深夜に玄関口で大きな声で話す。びっくりして目が覚める。
- 「ジョロジョロジョロ〜 …ジョロ♪」隣家のおじさんの放尿音で目覚める最悪な朝。
- 隣家の引きこもり奥さんとおじさんの罵りあいバトル。
- 夕方になるとベランダに昭和の公衆便所のような、常軌を逸した臭いが充満する。洗濯物がとんでもない臭いになる。
鉄筋コンクリート造の建物だったけど、超安普請みたいで、放尿音はパイプスペースから聞こえてきました。一日の始まりがこれとか、笑うに笑えない。
ベランダが臭くなる原因は、結局はっきりしませんでした。とにかくオエッってなるほど臭かった。これも途中からでした。
その場所はエネルギー的にもちょっと変だった時期がありました。
まあ、引っ越し当初から当時6才の息子が、シマシマのシッポが見えるよ。なんかいるよ。と言ってましたけど。かといって、子持ちのシングルはそこに住むしかありませんでした。
一番大変な時期は、テレビがバチッと切れる、カーテン勝手に動く、廊下を影が通過する、玄関ドアの前に霊体?が溜まっててドアのノックする。などなど、はぁ?なことが連発していました。
これって、ある年のお正月に霊の通り道的なものがちょっとずれて、当時の我が家を通ることになった時から始まりました。そのちょっと前に、近くの神社の大昔から手つかずの土地を、掘り返して平地にする工事があったんです。それでずれてしまったのかな、と思います。
その対応がまた…。息子だけは絶対守りたいし、でも引っ越しするお金なんかないし、思いつくこと全部やりました。
そういう時、まずやるのは掃除です。特に玄関が大事だと思います。ドアもタタキもきれいに水拭きがよき。その後、結界なり御札なり、自分の中の自分に聞いてやるといいと思います。
イメージする
20数年住んだ部屋は、もうそこで集中することすら出来なくなっていました。何をしても波動は上がりません。寝ても疲れが取れません。
そこまできてようやく転居を決めました。費用と部屋のスペック、土地のエネルギーの兼ね合いの取れるところは、なかなかありませんでした。
内見に行っても、玄関開けて数秒で「ムリ」ってなったこともあります。でも一応、内見慣れするために上がってみました。
その部屋はとてもきれいにナチュラルテイストにリフォームされていました。ただそこにいるモノの気配が人じゃない。部屋全体が変な次元とつながってる感じでした。そして意味のわからん臭さが充満していました。
次に内見したところも、きれいにリフォーム済みでした。明るいし、キッチンにサービスバルコニーがあって、家賃もそんなに高くない。いいなーと思っていました。
前に住んでたであろう老女なエネルギーは残ってました。けど、そのうち消えるよね〜と思いながら、洗面所の収納をガラッと開けました。そこには…
「ギャー!誰か知らん人が入ってきた。コワイコワイ〜」と小さくなって隠れてるおばあさんが…(見えないけど)
つられてこっちも、ギャー!
なにびっくりしてんねん?!びっくりしたんはこっちやわ!ハァハァ
もうね、コントですよ。
これではいかんな、と思いまして、どんなだったら良いかな〜と思い浮かべてみました。
『南向きベランダの日当たりのいい部屋で、明るくて静か。
私はバスに乗って図書館へ行く。
バスの窓に街路樹の伸びた枝がザザーッと当たる。
図書館の帰りには、いつも近くのカフェでお茶を飲んでいる。
外の風景を眺めながらおいしくお茶して、大満足な気分』
そんなふうに、妄想してみました。
イメージの中で、心地よい部屋でのんびり過ごし、バスの窓に枝が当たる音を聞き、古い図書館の静けさを感じ、香ばしいコーヒーの香りをかぎました。
新しい部屋
イメージを楽しんだ後に、また内見に行きました。それが今住んでいる部屋です。
そこは当時の私の職場とはかなり離れていました。少々山手で、今まで暮らしたことのない環境でした。お世辞にも便利とは言えません。
でも間取りが良くて南向きだったので、今後の参考のために一応見に行っとくか、みたいな感じで行ってみました。
内見日は台風の翌日で、天気は良くなかったです。気分もなんとなく雨のドンヨリ感がありました。
部屋に入ってベランダから外を見て数分後、ここに住むと決めました。
決めた一番の理由は、誰もいなかったことww
まわりに何があるとか、通勤とか、何も考えませんでした。
契約、引っ越し(めっちゃしんどかった)を終え、しばらくして少し落ち着いたので近くを見て歩きました。
そうしたら、近くに図書館がありました。カフェもありました。私の交通手段はバスです。
バス、図書館、カフェ。あれ?これって?
ほぼイメージ通りになってる。図書館、カフェは徒歩圏内なのでバスには乗らないけど、どこへ行くにもバスには乗ります。
これが現実化なのか、と思いました。
ネガティブな現実化は得意でしたが、嬉しい方はあまり記憶にありません。あるはずなのに、何ででしょうね。
結局、仕事をやめ、長年の睡眠負債を解消し、静かな部屋でこうしてブログを書いています。
以前にもどこかで書きましたが、今以降はおまけの人生だと思っています。
健康でやりたいことをやれる喜びをイメージしていきたいです。
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