アレルギーや過敏症になりやすいのと、お肌が刺激に弱いのは関係あるのでしょうか。
肌が薄いと肌バリアも弱そうな感じがします。パラすみがそうです。
肌が薄くて良いことってないです。
乾燥しやすいし、シワになりやすい。水分が皮膚に保てないので透明感がない。
皮膚の下の赤いのも青いのも透けて見えるし、色ムラ出まくります。
顔だけではありません。
着るものも然り。下着から洋服まで、お肌の安全安心が第一条件なのです。
素材が無理
1つ目は麻。リネンが無理です。
特に素肌に着るものは数%でも混紡していると着られません。
チクチク痛くて、真っ赤になって、湿疹が出てきます。
夏は麻混がとても多いですよね。リネン100%だとシワになったりで扱いが面倒になります。場合によってはだらしない感が出ることもあります。
でも化繊と混紡したら、リネンの風合いと化繊の扱い良さのいいとこ取りができるんですよね。価格も抑えられますし。
夏は気に入ったデザインだけど麻混でムリーな服が本当に多いです。
2つ目はウールやカシミヤ。
こちらもチクチクして真っ赤になって湿疹のパターンです。
セーターやコートもウール混は着られません。コートのカシミヤ混は場合により、でしょうか。
形状・作りが無理
アクリルのセーターは、肌触りがなめらかならば大丈夫。
たとえばカシミヤタッチなどの類はほぼ着られます。
ポリエステルは糸の形状や織り方によります。
それと、ポリエステルの布はポリエステルの糸で縫ってあることが多いです。コットンの糸は洗濯していくうちに角が取れて当たりが柔らかくなります。でもポリエステルはすごく丈夫なだけに、糸も角がいつまでも取れないんです。
だから布はOKでも、縫い目縫い代がムリーってことが多いです。これは実際に着てみないとわかりません。
下着は特に気を使います。タンクトップはコットン100%でも縫い目が当たらないように、裏返して着ることもあります。これ、肌弱さんあるあるだと思います。
付属物が無理
縫い付けタグや伸び止めテープが堪えられません。
こんなの、苦手な方いらっしゃいませんか?
首の後ろのは100%取ります。
左脇の素材表示はTシャツなど、素肌に当たりそうなものは取ります。
リッパーで少しずつ…
Jの字の内側が刃物になっていて、そこに糸を引っ掛けてカットします。
伸び止めテープというのは、前身頃と後身頃を肩で縫い合わせる時に、ロックミシンで縫い込みます。
そでの重みで肩が伸びないように使うものです。透明のゴムのような素材です。
そのカット面が飛び出てるものがあって、痛くてとても着ていられなくなるんです。
それは取ることができないので、買わないようにしています。
同じような伸び止めでも、白い紐や布っぽいのは大丈夫です。
どれもこれも、圧倒的多数の人はぜんぜん気にならないと思います。うらやましい限りです。
元服屋の端くれの独り言
一回着たセーター、洗ってしまわない時、次着るまでハンガーに掛けておきます。
こうして吊ってます。伸びやすいもの、ローゲージとかホールガーメントとか。
コットン混や極薄ニットも肩が伸びないように。
やってみてちょ
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