とある未来の一場面

contena2 やっと書ける話

前にも書きましたが、人の過去・現在・未来は時系列で年表のように並んでいないと感じています。

「過去」は記憶です。思い出せないものも含めて、誕生して以来のすべての記憶です。

「現在」は今の一瞬です。次の一瞬には過去になります。

「未来」は無数にあって、量としては一番多いと思います。ただ、未来についてはよく把握できていません。流動的で不確定で、これからのお楽しみとしてそっとしておいてもいいかな、と思っています。

それらは混ざり合って、物理でない方の私を囲むように、個人の宇宙に散らばっています。ここには個人の情報しかないようです。

だから過去生や地球に来る前の記憶は、個人の宇宙と、別の誰かの宇宙の隙間を満たす、大きなデータ空間からひっぱり出してくるようです。

「未来」を見ることは本当にめったにありません。

今日は一瞬だけ見た、未来であろう一場面を書きたいと思います。

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どのくらい先の風景なのか、はっきりとはわかりません。でも1世紀より手前、40〜50年ぐらい先でしょうか。

人々はコンテナハウスのような、コンパクトで移動できる家に住んでいました。上の画像のものより大きくて快適そうな家でした。

土地は誰かの財産ではなくなり、誰がどこに住んでもいいのです。みんな好きなところに、好きな人たちと暮らしています。

そんなことしたら場所の奪い合いになるに決まってる、と思いますか?

道の真ん中に陣取り、文句あるか!!とドヤる人が出てくる、と思いますか?

いいえ、もうそういう感じの人はいませんでした。

私の行ったところには高層ビルも、明るすぎる街の明かりも何もありませんでした。

というか今あるものはほとんどないのです。何かあったのかもしれません。

ただ人々は落ち着いて楽しそうに暮らしています。心配することはなさそうです。

コンテナハウスは1人に1個あります。11〜12才ぐらいになったら、自分のコンテナハウスを持ちます。

夫婦関係にある人たちも、1人1個です。結婚制度があるかは不明です。

コンテナは連結できるようになっていて、L字やT字に連結してる家もありました。

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今の感覚ではそんな小さな家で暮らすのは嫌〜、と思うかもしれませんが、みなさん持ち物が少ないので不便はないようです。

電気はコンテナの壁に付いている、箱のようなもので作っていました。

どういう仕組みか聞いたら、空気と何か(忘却)で電気が作れると教えてくれました。

もっと多くの電力が必要な場所には、違う電気調達の方法があるらしいです。

shu———— という、ごく小さな音がしていました。(ちょっと違う↓)

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コンテナハウスの周りは一面平坦な土地で、草が生えてるところが多かったです。自然が多い割に木が少なく、畑も田んぼもありません。

あ、水はどうしてるのか聞きませんでした。

私が見たのは夜の場面だったので、家にいる人が多かったけど、外で腰掛けてゆっくりしている人たちもいました。

なんか、昼は会社に出勤するって雰囲気ではなかったですね。1人の人も、誰かと一緒の人も、生活を楽しんでいるようでした。

無数にある未来のひとつだと思うので、どうなるかはわかりません。

ただひとつ確実なことは、今のボディの私はもういないのです。

sanpo

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