【尾張】思いついたら吉日の旅①

日々のこと

昨年の秋に名古屋へ遊びに行きました。

ずいぶん前のことみたいで、同時につい最近のことみたいで妙な感じです。

今回はその時に時間の都合で行けなかったところへ行ってきました。名古屋市緑区の有松という江戸時代の町並みと有松絞りで有名な場所です。

有松へは2日目に行くことにして、まずは闇之森八幡社へ向かいます。

地図を見ていた時に気になった神社です。

闇(くらがり)の森って気になりませんか?

地図を見ていた時にチリンと鈴の音が聞こえて、「鈴持って行け」と言われたような気がしました。なので左のポッケに鈴がふたつ入っています。

昔は鬱蒼としていたのでしょう。でも今は明るくて、桜が満開で出迎えてくれました。

ご覧の通りの街中なんですが、とても静かです。

ただ、クルックークルックーという土鳩の鳴き声だけが聞こえます。

気がつくと鳩の数が増えている… 何もあげるものは持ってないのだけど…

お稲荷さんがいらっしゃいます。

福森稲荷社とおっしゃるそうです。

御社の奥に奥宮が鎮座されていました。画像はありません。

とても大切にされているように見えました。

特にお稲荷さんはほったらかされると人一倍(人じゃないけど)寂しさ悲しさを募らせるように感じます。

次は龍神様です。

榎白龍大神と榎白龍明神は別の神様なんですね。

新しくされて間もないみたいで、晴々と清々しいお姿です。

最初ぱっと見た時、屋根の下、やや右に白い立体的なモヤがありました。何かなと注目するとすぐ消えてしまいました。視線を落としてもう一度見ると、また白いモヤモヤが。今度は数秒間フワフワ動いたあと、静かに消えていきました。

写真は撮り忘れたのですが、楠黒龍社という龍神様もいらっしゃいました。

境内には池があります。

『御手洗池に昔片目鮒あり捕えて祈り、快癒の後鮒二尾をそえ池に放つ。これらの鮒みな片目となれりという』尾張名陽図会

昔、御手洗池に片目の鮒がいた。捕まえて祈ったら(誰かの病気や怪我が)良くなった。お礼に(他所で捕ってきた)鮒二尾を池に放ったら、みんな片目になった。ということだと思います。

池に鮒は確認できなかったけど、立派な錦鯉がいました。片目であったかどうかは不明です。

私は子供の頃から片目が弱視で、明るさや物の形はぼんやりとわかる程度なんです。それが最近、まったく見えない部分がじわじわと広がってきているのです。もう鮒が他人とは思えません。

やりたいことはちょっとでも早く、見えるあいだに、なんなら生きてる間にやらないとですよ。病気を持ってる方も健康な方も皆おなじです。

御手洗池の小島におわすのは弁財天のはず?

ここでポッケの鈴がチリッと鳴って、場が華やかになったように感じました。それで鈴を出してチリチリと振ると、とても華やかに明るくパチパチ弾けて楽しくなりました。(個人の感想です)

鈴を持ってきて良かったです。

これは蕃塀と言うのでしょうか。鳥居をくぐってすぐのところにあります。

神様の真正面から突進しないように、または邪気除けなのでしょう。京都では見た記憶がないです。

この写真を撮る時、下から撮りたくてしゃがんだんです。するとぞろぞろついて来てたクルックー集団が、私のまわりを取り囲み身動きできなくなってしまいました。

「これは急に立ち上がったら、驚いて飛び立つよな。そしたら落とし物落とされるかも…」

十分に注意をしながらゆっくり立ち上がり、鳩の落とし物の難を逃れました。

そのあと、鳥居を出て石段を降りたところで、土鳩集団がいっせいに飛び立ちました。

いったいなんだったのでしょうか。

一旦、名古屋駅まで戻って、ナナちゃんとご対面。

近々名鉄百貨店の建て替えが予定されているとかで、ナナちゃんはどうなるのかなと。

一時的に保管するにしたって、この子ガンダムかってぐらい大きいのです。パーツに分けられるのかな。

そして前回も行ったスカイプロムナードから、伊勢湾方面に向けて祈ったりなんたり。

花粉やらで360度白くぼやけていました。ガラスの外側も白かったです。春霞みと言いたいところですが、花粉などですね。

名古屋城のお掘り沿いにも淡く桜色の帯が見えます。

どこもかしこも桜が満開でした。

次は久屋大通公園へ移動します。

陽も暮れかけの肌寒くなる時間。

この時間の桜って、凄みが増しませんか。

青みのピンクが強くなって、美しさと強さと桜の意思を伝えてきます。高貴な香りで包んでくれます。

中部電力ミライタワー

アナログ時代はテレビ塔として、今は商業施設としてそびえ立っています。

このあたりの地下で道に迷ってしまい、ぐったり疲れたので、ライトアップを待たずにホテルへ向かいました。

(つづく)

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