今年のユニクロ感謝祭は39周年ということで、ヒートテックソックス1足390円でした。
通常販売価格(たぶん)590円?だったと思います。オンラインストアは元値が掲載されてないので、たぶんです。間違ってたらごめんなさい。約34%オフ!?
ヒートテックインナーは痒くなるので着られないけど、ソックスなら大丈夫です。
最近、履き口のゴムがきついのが痛くて無理になりました。無印にはゴム無しソックスがあるけど、ユニクロはきついものが多い印象で、持っていませんでした。
しかし今回、良さげなのを見つけてしまったのです。
(アプリから画像をお借りしています)
これ、やや太めの糸で、足首から上がリブ編みになっています。
昔はゴム編みと言いました。主にセーターの手首などに使う、伸縮性のある編み方です。フィット感をいかして、セーターやカットソーにも使われます。
モノによってはリブ編みでもゴム横糸のものは、痛くて履いていられません。その点これは、比較的ゆったりとしていました。
試しにまず1足買って履いてみたら、足を入れた瞬間に暖かくてビックリ!1日履いてても痛くなく快適でした。
なので後日、全色買い。
相変わらず妙な色になるカメラですみません。特にブラウンは、ブルーの混ざったもっと渋い良い色です。
クシュッとしても、二つ折りでも使えます。
リブ編みの弱点として、編み始め編み終わりが伸びてビロビロになりやすい点があります。
裾にリブの入った薄地のカーディガンを洗濯したら、なんか裾がヒラヒラ、ビラビラしてしまったことありませんか?それです。だからリブ地のものはメロー仕上げが多いのだと思います。
そうならないように、このソックスは履き口の一番上だけ、糸を変えて編んであるようです。
裏側から見ています。
より伸縮性の高い糸で伸びないようにしてあるみたいです。
伸縮性が高い=ポリウレタンが多い糸、ということだと思うので劣化は比較的早いかもしれません。が、どのみちソックスは消耗品なので良いのです。
このヒートテックのソックスが390円は、かなりお値打ちプライスだと思います。この冬、履き倒します。
ユニクロさん39周年ということで、昔話をひとつ聞いてくださいませ。
当時私が暮らしていた街への初出店は、ユニクロ誕生から数年後だったと記憶しています。
衣料品販売の職場でもちょっと話題になり、開店早々見に行ってみました。
倉庫のような外観の店舗へ入ったら、まぁビックリ!中も倉庫でした。高い棚にギッチリ詰め込まれた商品たち。
そこで生まれて初めて、フリース素材の洋服を見ました。
これがフリース、、、
あったかそうではある、、、
だがしかし!
色が凄まじすぎるやーん!!
そうなんです、彩度の高い「色の三原色」そのままの色のフリースでした。
こんな甘っちょろい色じゃない。彩度振り切れた、もっとドギツイ色調でした。
まさに教科書に出てくるような、シアン!マゼンタ!イエロー!
頑張って良く言えば、パキッとした色ですが。
特にシアンが強烈で。明らかに毎シーズン残ってるのに、毎年出てくる謎カラーでした。いつの間にか見なくなりました。
しかし本当に驚愕したのは、片袖だけ違う色のものが販売されていたことでした。
それはシアンのフルジップフリースでした。フードはなかったような気がします。
片袖だけ黄色みが強いシアンなのです。
「えっ?これ売ってええんか?ほんまにええんか?」
心が不安になるレベルでした。
いわゆる「釜が違う」というものだと思います。染の釜が違うと色が微妙に違ってくるのです。特に黒は違いが出やすかったりします。ロット違いと言いますか。
コストを抑え、縫製品質をアップさせるため袖だけを作る工場、見頃だけを作る工場と分業してたのではないかと想像しました。
各パーツを縫い合わせる工場で、あれ?なんか色違う?となったのではないでしょうか。でもそのまま行っちゃった。
職場の上司が「なんやあれ、全部寝間着か?すぐ潰れるんちゃう?笑」と笑ってました。
とんでもない、今や天下のユニクロさんです。
そう言っていた元上司は、その後リストラに、、、
ユニクロは頑張ったのです。
大勢の人から支持される裏には、失敗や頑張りがたくさんあったのだと思います。
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