7月のはじめ頃、京都の神泉苑へ行ってきました。
ブログ記事にする予定はなかったのですが、ちょっとおもしろそうなのでメモしておきます。

神泉苑は京都市中京区、二条城のすぐ近くにあります。
市バス「神泉苑前」停留所、地下鉄「二条駅前」が最寄り駅です。JR二条駅からも徒歩圏内です。
近くには銭洗いで有名な御金神社もあります。金色の鳥居が立つ、なかなかインパクトのある神社です。
記事にするつもりではなかったから、あんまり画像がありません。

池の中に鎮座するは善女龍王のお社です。
もともと神泉苑は桓武天皇のお庭でした。一般の人達が入ることはできませんでした。
後年、日本中が日照り続きで水不足に襲われた時、弘法大師空海がこちらで降雨祈願をされました。その時にインドから勧請されたのが善女龍王です。祈願は通り、民は雨に恵まれました。

また祇園祭発祥の地でもあります。始まりは御霊会でした。霊が災いを為すならば、その御霊しずめて安寧を呼び寄せようぞ。
今の八坂神社、昔の祇園社から神泉苑まで鉾を立てた神輿を送り、厄を祓った。それが祇園祭の元となりました。
上の写真のまんなかあたりに赤い幟がありますよね?弁財天と書かれている。
以前はその後ろ一帯に料亭がありました。(たぶん料亭)それが無くなって、ずいぶんと明るくスッキリ軽くなったように感じます。良いですね。
この池に龍の船も浮かんでいました。ずいぶん古い話です。

こちらのポスターをご覧ください。
僧侶と神職が一緒に国の安寧を祈り、厄を祓う。私はこれが日本の多様性だと思います。
日本人の皆さんは、これを見ても何の違和感も感じないでしょう。むしろこれが普通に思うのではないですか。ですが世界的に見たら、理解しがたい感覚らしいです。
さてなぜ灼熱の真夏日に神泉苑まで行ったのか、まだ書いていませんでした。
私は京都で生まれ育ちました。大阪に移り住んでからも、京都へは「行く」ではなく「帰る」感覚です。このブログでも京都関連でいくつか記事を書いています。
中でもずっと気になっているのは、京都の水です。京のエネルギーを下支えしているのは、下にある水だと思っています。神泉苑の水は、そのチェックポイントだと感じるので、見に行ってきたというわけです。
それから何日も経って、祇園祭の巡行が終わり、参院選が終わったある日のこと。気功治療のために、ちょっと遠くまで出かけました。帰りに寄り道して普段着を買い、特に変わったこともなく寝る時間になりました。
おふとんに横になって目を閉じると、こんな感じのものが見えました。

右下に女性。実際は鼻はなく、のっぺらぼうに線のような目と口が付いてました。
例えるなら、焼く前のアップルパイにナイフでスーッと切れ目を入れた感じ。リアルな人の顔とはかけ離れています。
人混みに出かけたりすると、時々こういうことがあります。ほとんどが何もしなくても大丈夫なやつです。たぶん。日頃ボケーと過ごしているので、寝る直前まで気が付きません。
もう疲れて眠いし、だけど気がついてしまったからには、お帰りいただいてから寝たい。どうしたら…
眠い頭に浮かんできたのは、祝詞をあげることでした。祓詞(はらえことば)という短い祝詞です。小さな声で2回唱えたあと、次は自動的に光明真言が出てきました。
真言を2回唱えたら女性の気配はなくなりました。そのまま寝かけた時、誰かに呼ばれたような気がして眠りの世界から引き戻されました。
次はまんなかにドン!と若い女の子が見えました。
はい、それでは空想ゲームです。ご参加くださいね。
- 千と千尋の神隠しのハクを思い浮かべる
- ハクが日焼けして小麦色
- 長い髪を後ろで結わえている
- 前頭部に金属でできた花飾りをつける
どうでしょうか?
小麦色の中学生女子、前髪は眉の上でパッツン、神事の巫女さんのような装束。
第一印象は「凛々しい女の子」
若いエネルギーがほとばしり、すさまじい集中力を持つ女の子。つい、こちらまで元気になる。
(だれ?さっきの女性?…とは違うよな…)
すると浮かんでくる文字がありました。
善女龍王、、、ぜんにょりゅうおう、、、そうかぁ、、zzz
若者だけが持つ全方位に放たれる純粋なエネルギーと、凛々しさが特徴的でした。
しかし、7月初旬の神泉苑では何も感じなかったし、それ以前は老成した何かだったはず。
もしかして龍王さん、若返ったのでしょうか?なんかわからんけど、すごく嬉しくて書いて残しておこうと思った次第です。

メドベッドをお使いになられたのでしょうか?(龍王には必要ないですね)
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