ごきげんよう、白壁の美しい町並みを歩きたいパラすみです。
自己紹介でも症状など書いております。ご一読いただければ幸いです。
まあ早い話が日常生活に支障をきたすほど、日光に弱いんです。
最初の発症
あれは15年前の4月、もうすぐゴールデンウィークという頃でした。
突然、顔・首・デコルテ・手首の上15センチぐらいから先が猛烈にかゆくなりました。
先端に水疱をもった細かい湿疹がたくさんでき、かくとつぶれて次々つながって、ひどくなって行きました。怖いぐらいの短時間に症状が進みました。顔には大きな蝶型の紅斑、首・デコルテにも紅斑で、とても外に出歩ける姿ではありません。耳たぶも2倍のサイズに腫れ上がっていました。
それでも皮膚科に行かなくては。どうやって皮膚科まで行ったのか記憶がありません。
医師は、太陽に当たった?と聞きました。そして分厚い本を広げて見せてくれました。
そこには私の症状にそっくりそのままの写真がありました。
「日光過敏症やね」
初めて聞く言葉でした。太陽に当たらないこと、もうここまでなったら強いステロイドしか効かないから。顔にはコレ、首にはこっち塗ってね。飲み薬とワセリンも出しとくね。
発症の前日はお出かけしていました。いいお天気で、外にいる時間も長かったんです。七分袖のブラウスを着ていました。太陽の当たっているところに炎症が起こってるのは明らかでした。
なにかよく理解できないまま、皮膚科の帰りにスーパーで日傘を買って帰りました。
ちょっと良くなったり、わずかな刺激でかゆみが再燃してまた悪くなったりを繰り返しました。ようやく落ち着いてきた頃(たぶん1ヶ月半ぐらい?)外出の機会があって、結構長い時間外を歩いていた時のことです。もちろん長袖のブラウスにスーパーで買った日傘をさしていました。
歩いてる途中、顔がかゆいな?と触ってみるとプツッと何かが潰れる手触りがありました。まさか!と思って鏡で見ると、また発疹していたんです。すぐに腕も肩もかゆくなってきました。
日傘をさしてたのに、なんで?
そこから日傘について調べ倒し、今使ってる最高の相棒に出会うことができました。日光過敏症には強い味方です。本当に日傘は体の一部だなと思います。
そんな私の日傘については、長くなるのでまた改めて書くことにします。
日傘プラスこれ
しかし夏は日傘だけでは到底むりです。
白い自動車や白い壁の照り返しは強烈ですよ。アスファルトの照り返しもあるので油断できません。
そこでこれ
こちらは3年前のもので、現在はデザインが変わっているようです。
変な感染症のせいでお蔵入りしていました。薄くて蒸れなくてお気に入りです。
目の下も耳の手前もカバーしてくれます。
以前のものは花柄でした。それがちょっと恥ずかしかったんです。(ナプキンぽくない?)
それが今は無地になって、ホワイトとライトベージュの2色展開になってました。うれしい!
日焼け止めを使えないので、今年はまたこちらを使おうと思っています。
日傘なしで歩くと、頭の上がどこまでもスーと抜けていて、とても気持ちがいいです。
日傘なしが当たり前のころは、そんなこと気にもしませんでした。
お出かけのときに、コンタクトレンズをつけたり、メガネをかけたり、時計をしたり、と同じように日傘をさします。もうそれが何気ない日常になっています。
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