親切で変な夢

240623 夢の話

夢の中で。

私は町中にいました。歩いてはいなくて、バス停かどこかに立っていました。

すると誰かが声を掛けてきました。

「あの、ちょっと失礼ですが…」

声の主を確認すると、20代前半の女の子ふたり。その片方の女性でした。

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イマドキのかわいい感じの女性は、ニコニコと続けます。

「左の鼻の穴から鼻毛が出ていますよ」

へっ!?はなげ?

たたた確かに左目がほぼ見えないから、鼻毛の確認は大変なのだ。勘が頼りのところもあるが!

そんなに出てますか?

アワアワと返事をしてしまう。

「ひ、左はよく見えないんですっ」

女の子たちはニコニコと続ける。

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「そうなんですか。わかりました。お取りしますよ。抜くか、カットか、どちらがいいですか?」

「えっ?あ、カットでお願いします」

「私達、こういう仕事の勉強してるんです。任せてください。はい、ちょっと上向いて〜」

ここで?こんなところで?

言われるがまま、ちょっと上を向く。

女の子が小さなハサミを動かす、小さな音がする。

「あ、白髪の鼻毛もありますよ〜」

知ってます…

やってもらいながら考えました。こういう仕事の勉強って、なんなんやろ?

美容関係?メイクさん?それとも介護美容とかかな?

女の子たちは鼻毛の出ているおばさんを、バカにすることなく、親切に優しくケアしてくれました。

優しく大切にしてもらうのって、いいよね。

変な夢だけど、これはこれでとても幸せな夢でした。

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