夢で出会った、いにしえのおじさん

日々のこと

2年前まで住んでた家は、というか家のあった土地は変な場所でした。

前にもちょっと書いた気がしますが、いわゆる霊的な現象があったのです。妙な夢もよく見ました。

今日はそんな夢のお話です。

ある夜、とてもリアルな夢を見ていました。明晰夢と言って差し支えないと思います。

夢の中で石ころの混じる土の道を歩いていました。左手の生け垣に沿って、ここはどこなんやろ?と思いながらゆっくり進みます。

私の身長より少し高いぐらいの生け垣です。マメツゲよりも大きな葉で、サザンカの葉より小さく、丸くて濃い緑色の葉っぱが茂っていました。

生け垣と生け垣の切れ目を覗いてみると、背の低い木造の家が見えました。

右手は少しひらけていて、中程に水くみ場がありました。

私が水くみ場の方を見ていると、ガザーッと家の引き戸が開く音がしました。

足音が近づいてきて、桶のようなものを持ったおじさんが、生け垣の切れ目から出てきました。

黒髪をオールバックにして(たぶん括っていた)、長くて四角い顔に細い目。口の脇になまずひげが垂れていました。胸板の薄い体に、黒っぽいよれた着物と細い帯、というか紐をつけていました。

イメージしていただきやすいように、似てる人を探してみると…

昭和のドラマで恐縮ですが、〇〇屋ケンちゃんシリーズのお父さん役をやってらした頃の、牟田悌三さんが近いかもしれません。

そんなおじさんはバッタリ私と目が合って驚いたのか、しばらくポカンとしていました。

そしてハッと我に返ると、日本語ではない言葉でなんか言いながら、「こっち来て!」とジャスチャーで示してきます。

「えー?めんどくさ」と思いながらも、おじさんがあまりにしつこいので、付いていきました。

生け垣の中へ入って、家の外側から縁側のようなところへ案内されました。おじさんは「そこに座って」みたいなゼスチャーをして、いそいそと部屋の奥へ行ってしまいました。

おじさんはすぐにものすごく低い机と、平たい木箱をもって戻ってきました。

膝がギリ入るかどうか、ぐらい低い机でした。おじさんは箱から折りたたんだ紙を取り出すと、縁側の机に広げました。

紙には漢字と、鳥の絵が書いてあって、それを指さしながら私に説明してきます。中国語に似た発音でした。朝鮮半島の言葉ではないと思います。

おじさん曰く、

「私は読み書きができる。近所の人達からは漢字四文字で〇▲□△と呼ばれている。読み書きする鳥という意味である」

漢字四文字のところは、一文字ずつ指で押さえながらゆっくり発音してくれたが、さっぱりわかりませんでした。鳥というのは、おじさんの名前に鳥の種類が入ってるからだとか。燕とか、雀とか、そういう文字が入ってるという意味らしいです。

私がなんとか理解できたのはそこまで。それは表紙だったみたいで、屏風折りの紙を伸ばすと、延々と文字が続いていました。

どうやらおじさんは物書きらしく、日本の滞在記かエッセイみたいなのを、私に読み聞かせるつもりなのです。

おじさんは嬉々として読み続けます。

「睡眠時間返せ…」心のなかでつぶやきながら、意味のわからない中国語みたいなのを、右から左へ聞き流していました。

やがて全部読み終わると、満足そうに細い目をより細めて、フーンと息を吐きました。

夢はそこで終わりです。

とても気になる夢だったので、その土地の歴史を調べてみました。

するとそこは元々は近くの神社の領地でした。また、そのあたりには渡来人が住んでいたのではないかということでした。近くには明治の初めぐらいまで、共同の井戸があったそうです。

私は夢で当時住んでいた場所の、大昔の一場面に行ったのかもと思いました。

ひょっとすると、おじさんは折角がんばって書いたのに、誰にも読んでもらうことなく、亡くなったのでしょうか。それがどうにも心残りで、聞いてくれる誰かをずっと待っていたのかもしれません。

私はおじさんがまた夢に出てくるんじゃないかと警戒していたのですが、そのあとは一度も出てきませんでした。

これって、成仏…って、こと?

わからないけど、そうだといいなと思っています。

そんな古き良き中華文化も今は昔。

今なんとかしないと、日本文化が消滅しそうです。

Xからお借りした画層が荒くて読みにくくてすみません。

1)奨学金 月額142,500円は生活費です。一人当たりです。

授業料は別です。上記のお金、全額返還不要という異常さ。

さらに留学生以外には生活保護でお金をあげています。

これらは日本人の納めた税金から出ています。

どう思いますか?誰がこんな制度を決めたのでしょう?

こんな愚策を推し進める政治家を、誰が選んだのですか?

私達が古い考えを捨て去り、今ここで力を合わせなければ、日本はウイグルのようになるかもしれません。赤の国の人達は、普通の民間人も、そうすると発言しています。

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