前回の続きみたいになるのですが、「わかる」人ってのはたぶん、自然や八百万の神々ともつながってるし、自分を通して魂の根源とも繋がってると思うのです。
コミュニケーションが取れるなんて言うと、他人行儀に感じてしまうほど、ごく自然にいつも一緒なんです。
それは日本人の魂を持つ人々だけが特別なのではなくて、ハワイの人々もそうなんじゃないかと思うのです。
日本とハワイって、なんとなく似てませんか?
少し長くなりますが、ハワイとの共通点と歴史について簡単にまとめてみます。
スカイワードプラス様の記事を参考にさせていただきました。誠にありがとうございます。
【共通点】
★ハワイでは植物や貝殻、岩など様々なものに精霊や力(マナ)が宿ると考えられている。
→八百万の神々
★フラについて。踊りだけでなく、踊りと共に奏でられる楽器の演奏や詠唱・歌(チャント)も含む、総合的な芸術を示す。
→祝詞、神楽
★フラは現代的なアウアナと古典的なカヒコに分けられる。カヒコは神に捧げるために修行をした男性だけが踊ることを許されていた。今は女性も踊ることができるが、伝統に基づいて厳格な決まりがある。
→やや古神道
★フラの目的。神に捧げることの他に、歴史や出来事を後世に伝える。
→色々な口伝・文書類
【歴史】
・1778年 ハワイ諸島にイギリス人のキャプテン・クック来訪。武器が持ち込まれる。後年、カメハメハ1世、ハワイ8島を統一しハワイ王朝誕生
・19世紀初頭 アメリカ宣教師が自然崇拝のフラを「キリスト教の脅威」とみなし、カメハメハ2世の妻カアフマヌ女王にフラを禁止するよう求める
・1830年 フラ禁止令発令
・1880年頃 ディヴィッド・カラカウア王が禁止令を廃し、フラが一時的に復活
・1893年 リリウオカラニ女王、アメリカに圧され退位。ハワイ王国の終焉
・1898年 ハワイはアメリカの準州に
・1950年代〜 アメリカ本土で公民権運動
- ハワイではハワイアン・ルネッサンス運動
- ハワイの文化や誇りを取り戻そう
- ハワイ語の教育、フラの復興
・1964年〜 フラ界のオリンピック、メリー・モナーク・フェスティバル開催
このね、メリー・モナーク・フェスティバルというのはyoutubeでも見ることができるんです。ずっと前にたまたま「涙そうそう」で踊ってるのを見たら、感極まってしまいました。
ハワイと日本の変遷は似ているところがあると思います。私達も日本人の誇りや、大切にしてきたものを取り戻す時が来ているのかもしれません。島国とか火山国なんてのも似てますね。
なぜ自然信仰の民族は攻撃されるのでしょう?
わかる人、繋がっている人だからでしょうか。
つながってると祈りが現象化しやすいから?
自分たちと違うものは潰したい、という考えがわかりません。
ハワイの人々や、元々の日本人は、日々の暮らしすべてが祈りと感謝だったのかもしれません。私には古神道は〇〇教などの、いわゆる宗教には思えないのです。現代の神社宗教とは違い、古代から続いてきた感謝と祈りだと思います。
私は先人たちの残してくれた日本が壊されていくのが、本当に悲しいです。山を覆うソーラーパネルを見ると、頭と体が痛くなります。
どうすれば守ることができるのか。私達は繋がることができる。日本人だけじゃない、地球のどこかにも、宇宙にも仲間はいます。できることはみんなそれぞれ違うと思うけど、私は私のできることをやり続けるだけです。
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